タグ: CodeIgniter

CodeIgniter2.x 系のバッチとして呼び出し について訂正

投稿者:isc_blog

先日、CodeIgniterをバッチとして呼び出せるようにしたいという記事の中で cron.php を使って・・・という説明を展開したのですが、CodeIgniter2.X系ではもっと簡単な方法があることがわかりましたので訂正させてください。

CodeIgniter 日本語版のユーザガイド(ここではver.2.0.3)の記事がありました。
↓↓

CLI からの実行 : CodeIgniter ユーザガイド 日本語版.

こちらの説明を引用させてください。
[php]
<?php
class Tools extends CI_Controller {

public function message($to = ‘World’)
{
echo "Hello {$to}!".PHP_EOL;
}
}
?>
[/php]
このようなコードをtools.php というファイル名で
application/controllers に保存します。

ブラウザからは
http://example.com/index.php/tools/message
というURLで呼び出せます。

結果は
「Hello World!」と表示されます。

これをターミナル(コマンドプロンプト)から呼び出す方法が下記の通りです。

[java]
$ cd /path/to/project
$ php index.php tools message
[/java]
これで
[java]
$ Hello World!
[/java]
と表示されます。

[java]
$ php index.php tools message "John Smith"
[/java]
URL の引数と同じように引数を渡すことができます。”John Smith” を引数として渡すことで、次のように表示されます。
[java]
$ Hello John Smith!.
[/java]

・・・これだけでした。
前回の記事は全部訂正です。
すみません。

2012年1月19日

CodeIgniterでの開発時に有用なデバッグ情報出力と実装方法

投稿者:isc_blog

CodeIgniterには開発中に便利なデバッグ機能として
出力クラスに「アプリケーションのプロファイリング」結果を出力する機能があります。

やり方はcontrollerクラス内に下記の一文を追記するだけ。

$this->output->enable_profiler(TRUE);

参考:アプリケーションのプロファイリング|
CodeIgniter ユーザガイド 日本語版 Version 2.0.3

上記参考ページ内に「プロファイラセクションの有効化と無効化」みたいな説明もあってなかなか優れものだということがわかります。

ただ、これってアプリケーション開発してる時にはコード内に記述しちゃって納品時(正式運用時)に消して出すとかコード内に残っちゃってるのがちょっと気になるといえば気になるところ・・・

で、解決方法例が載っている記事がありました↓↓
CodeIgniterの学習 16 – 開発時にプロファイラを有効にし情報を表示する – ヌル日記

こちらの記事内容通りにやればすんなりconfig.phpにて管理出来るようになります。
バージョン的には同記事の日付が2008年なことを考えるとCodeIgniter1.6か7から2.1までそのまま大丈夫そうです。
(私の環境は2.0.3)

例:こんな感じに出力されて便利です!

CodeIgniter_enable_profiler

CodeIgniterで$this->output->enable_profiler(TRUE)にしたところ

2011年11月3日

CodeIgniterをバッチとして呼び出せるようにしたい

投稿者:isc_blog

こちらの記事は CodeIgniter2.x系よりも前のことになるようです。
CodeIgniter2.x系をご利用の方は
こちらの記事をご覧ください。
CodeIgniter2.x 系のバッチとして呼び出し について訂正

(さらに…)

2011年10月4日

CIUnit導入~

投稿者:isc_blog

CodeIgniterで開発中にPHPUnitでテストしてみようと思ったら
CIUnitっていうツールがあってそれでテストする・・・っていう感じらしいので

先日PHPUnitを入れた前提で検索してみたところ
CIUnitをインストールする方法が書いてあった記事がありました。

CodeIgniter2.0.3にPHPUnit/CIUnit をインストールする| A Day in Serenity @ kenji

この記事のとおりCIUnit自体は現在CodeIgniter1.7で止まっているので2.0以上用に改造してあるのですごく助かりました!

2011年9月23日

CodeIgniterのすすめ Active Recordクラス

投稿者:isc_blog

CodeIgniterについて何度かご紹介してきていますが
ここんとこSeasar2(Javaのフレームワーク。個人的にはJavaのフレームワークの中で一番好きかな。)っぽいなぁ~と思ったActive Recordクラスについて
ご紹介します。

Seasar2の中でもS2JDBCっていうSeasar2のO/Rマッパーで・・・
っていうか
まぁ、百聞は一見にしかず・・・ってことでこんなコードでDB検索を可能にしています。
[java]
List<Employee> results = jdbcManager.from(Employee.class)
.join("department")
.where("id in (? , ?)", 11, 22)
.orderBy("name")
.getResultList();
[/java]
これって実際のSQLは・・・・こんな感じ
[sql]
select T1_.ID, T1_.NAME, T1.DEPARTMENT_ID, T2_.ID, T2_.NAME
from EMPLOYEE T1_ left outer join DEPARTMENT T2_ on T1_.DEPARTMENT_ID = T2_.ID
where T1_.ID in (?, ?)
order by T1_.NAME desc
[/sql]
※SQL文内の「?」に 「11」「12」が入ってくる感じです。

これをCodeIgniterのActive Recordクラスで書くと・・・
[php]
$this->db->select(‘employee.id,employee.name,employee.department_id,department.id,department.name’);
$this->db->from(‘employee’);
$this->db->join(‘department’, ‘department.id = employee.id’,’left’);
$this->db->where_in(‘id’, array(’11’,’12’));
$this->db->order_by("employee.name", "desc");
$query = $this->db->get();
[/php]
こんな感じ(間違ってたらごめんなさい)
もしかしたらCodeIgniterの方が直感的かもしれない。

どちらももっと複雑なSQLの場合は直接SQL文節をかけちゃう
「S2JDBC」
[java]
List<Employee> results = (List<Employee>) entityManager.createQuery(
"select e from Employee e left join fetch e.department" +
" where e.id in (?1, ?2) order by e.name")
.setParameter(1, 11)
.setParameter(2, 22)
.getResultList();
[/java]

「CodeIgniter」
[php]
$this->db->select(‘(SELECT SUM(payments.amount) FROM payments WHERE payments.invoice_id=4′) AS amount_paid’, FALSE);
$query = $this->db->get(‘mytable’);
[/php]

フレームワークを導入したせいでガチガチでどうしようもなくなる(またはフレームワークのせいでSQL構文を合わせないといけない・・・)というフレームワークではつかれるので、こういうところは柔軟であってほしい。

やはりいいフレームワークだと思います。

久々に書いたけどS2JDBCも強力だなぁ~
Java書きたくなってきたー
※Androidは書いてるか・・・

2011年8月2日

CodeIgniter 機能拡張の注意点メモ

投稿者:isc_blog

CodeIgniter開発中に
既存のAPIで機能的に足りないのでいろいろ拡張することになるんですが
その際に「MY_」を付けます。

例えばForm_validationクラスを拡張してバリデーションにいろいろなバリエーション(w)をつけたい場合は
application/libraries/MY_Form_validation.php を作成してそのなかに
[php]
class MY_Form_validation extends CI_Form_validation {

/**
* Constructor
*/
public function __construct($rules = array())
{
parent::__construct($rules);
}

// ——————————————————————–

/**
* 電話番号チェック
*
* @access public
* @param string
* @return bool
*
*/
function phone($str)
{
if ($str == ”)
{
return TRUE;
}
return ( ! preg_match("/^\d{2,5}\-\d{1,4}\-\d{1,4}$/", $str)) ? FALSE : TRUE;
}
・・・
[/php]
こんな感じで作成します。

すると、CodeIgniterはこの「MY_」を付けたものを自動的に取り込んでくれて
あたかも Form_validationにあるかのように
[php]
$this->load->library(‘form_validation’);
[/php]
で読み込めて
[php]
$this->form_validation->set_rules(‘fax_no’, "FAX番号","trim|phone");
[/php]
みたいに使えるわけです。(上記の例は電話番号型になっているかチェックするルール設定です。)

しかし、今日それを「helper」でやろうと思って
application/helper/My_date_helper.php」を作成し・・・メソッドを書いて・・・
[php]
$this->load->helper(‘date’);
[/php]
も書いて・・・メソッドを呼ぶ処理を書きました。

・・・ダメ・・・使えてない・・・

ん~
どうなっているのかしばしソースチェック・・・
helperはクラスになっていなくてメソッドをそのまま書く感じになっているのでまた余計なことを考えて・・・・

結果、ファイル名が良くなかったみたいです。
My_date_helper.php」から 「MY_date_helper.php」 に変更したら・・・・

使えました!

解決するとなぁんだ!ってことなんですが。はまりそうでした。

2011年7月15日

CodeIgniter ちょいメモ

投稿者:isc_blog

よくあるウェブアプリケーションの画面遷移
入力→確認→登録完了
的なもの

確認画面で隠しフィールドで・・・みたいなこと考えるといちいいコーディングが大変なんですが

CodeIgniterのFormヘルパが解決してくれました。

ユーザガイドより抜粋

隠しフィールドの追加
次のように、第3パラメータに連想配列で渡すことで、隠しフィールドを追加できます:

$hidden = array(‘username’ => ‘Joe’, ‘member_id’ => ‘234’);

echo form_open(‘email/send’, ”, $hidden);
上の例は、次のようなフォームを生成します:
[html]
<form method="post" accept-charset="utf-8" action="http:/example.com/index.php/email/send">
<input type="hidden" name="username" value="Joe" />
<input type="hidden" name="member_id" value="234" />
[/html]

ふむふむなるほどなるほど・・・と思いControllerクラスでデータを配列に格納
[php]
・・・
$req_data = array();
// 全部「test」って入力されてます
$req_data[‘title’] = $this->input->post(‘title’);
$req_data[‘name’] = $this->input->post(‘name’);
$req_data[‘memo’] = $this->input->post(‘memo’);

$data[‘req_data’] = $req_data;
・・・
[/php]

ビューでこんな記述
[php]
<?php $attributes = array(‘class’ => ‘form’, ‘id’ => ‘form’); ?>
<?php echo form_open(‘regist’, $attributes, $req_data); ?>
[/php]

すると・・・こんなHTMLになります。
[html]
<form action="http://~your-domain~/index.php/regist" accept-charset="utf-8" name="form" method="post">
<div class="hidden">
<input type="hidden" name="title" value="test" />
<input type="hidden" name="name" value="test" />
<input type="hidden" name="memo" value="test" />
</div>
[/html]
素敵やん!

2011年7月1日

CodeIgniterのすすめ

投稿者:isc_blog

PHPでのシステム開発で最近「CodeIgniter」を利用しています。

以前、一度開発した頃は CodeIgniter1.6から1.7になったあたりだと思うので・・・うーん、それほど前では無いけどいつだか忘れました・・・。

CodeIgniterとはPHPのフレームワークでJava経験者にはとっつきやすいものだと・・・オススメしています。

まず、「CodeIgniterへようこそ」ページを見るとこんな内容が・・・・

CodeIgniter は、こんな人にぴったりです:

省スペースのフレームワークが欲しい人。
圧倒的なパフォーマンスを求める人。
PHP のバージョンや環境設定の違う一般的なホスティング(レンタルサーバ)で幅広く動作するものが欲しい人。
ほとんど設定がいらないフレームワークを希望する人。
コマンドラインを使う必要がないフレームワークを好む人。
決められたコーディングルールに厳格に従う必要がないフレームワークが欲しい人。
PEAR のような大規模な一枚岩のライブラリには興味がない人。
テンプレート言語を習得しなければならないのが嫌な人(必要な場合だけにオプションでテンプレートパーサが利用できるようなものは除く)。
複雑なものを避け、シンプルな解決策を好む人。
わかりやすく詳細なドキュメントが欲しい人。

PHPでの開発経験者にフレームワークなにがいいですか?って聞かれたら最近は迷わずオススメしています。

コードはこんな感じです。 ※CodeIgniter1.7.3 のソースです。

コントローラー部
[php]
class Top extends Controller {

function Top()
{
parent::Controller();
$this->load->library(‘session’);
$this->load->database();
$this->load->helper(array(‘form’, ‘url’));
$this->load->library(‘validation’);
$this->output->set_header(‘Content-Type: text/html; charset=UTF-8’);
}

function index()
{

// データ取得 DBに作成したピックアップニュースビューからデータ取得
$data[‘pickupnews_query’] = $this->db->get(‘view_pickupnews’);
// データ取得 DBに作成した本日の紹介ショップ記事からデータ取得
$data[‘sp_query’] = $this->db->get(‘view_spshops’);
// 画面描画
$this->load->view(‘top’, $data);
・・・・・
[/php]

ビュー部
[php]
・・・・(前略)
<?php foreach($pickupnews_query->result() as $row): ?>
<TR bgcolor="#FFFFFF">
<td>
<a href="spdetail?id=<?=$row->ID?>"><?=$row->title?></a>
</td>
<td align="left">
・<?=$row->SP_NEWS1?><br />
・<?=$row->SP_NEWS2?><br />
<?=n2br($row->SP_NEWS3, "")?>
</td>
</TR>
<?php endforeach; ?>



<?php foreach($sp_query->result() as $row): ?>
<TR bgcolor="#FFFFFF">
<td>
<?=$row->SHOP_NM?>
</td>
<td>
<!– <?=$row->SHOP_CD?> –>
<?=$row->SP_NEWS1?>
</td>
<td>
<?=$row->SP_NEWS2?>
</td>
<td>
<?=$row->SP_NEWS3?>
</td>
<td>
<?=$row->SP_NEWS4?>
</td>
<td>
<?=$row->SP_NEWS5?>
</td>
<td>
<a href="sdetail?scd=<?=$row->SHOP_CD?>">詳細</a>
</td>
</TR>
<?php endforeach; ?>
・・・・
[/php]

これは・・・なに作ったか忘れましたが自作のサイトから引用したものです。
// DBから取得して・・・のコメントあたりがものすごく便利な書き方していると思います。

実際はCREATE VIEW で作ったVIEWをおもむろに取得して表示しているだけなんです。

現行バージョンの2.0.1(日本語バージョン)では
extends Controller  あたりと
コンストラクタの
parent::Controller();
あたりに相違点がありますがほぼ一緒です。

※CodeIgniter2.0以降の例
[php]
class Top extends CI_Controller {

function Top(){
parent::__construct();

//ヘルパの追加
$this->load->helper(‘url’);
$this->load->helper(‘form’);
}

function index()
{
$data[‘title’] = "TOP:タイトル";
$data[‘heading’] = "タイトル";
・・・
[/php]

サクサク出来ちゃいます。
PHPで開発しなきゃ・・・という方はお試し下さい!

PHPフレームワークの「codeIgniter」がスゴすぎる」という記事に書いてあるのですが、CodeIgniterはControllerがあれば動作します。

で?
ってこれがどういうことかと言うと
WebAPIを作るのに重宝するんです。
POSTやGETでパラメータを受け取って・・・処理して・・・画面に表示しないでJSONで出力っていうのにも対応します。

出力クラス::CodeIgniter ユーザガイド 日本語版によると・・・ページを表示する代わりにこんな出力も出来ます!
[php]
$this->output
->set_content_type(‘application/json’)
->set_output(json_encode(array(‘foo’ => ‘bar’)));
[/php]

参考文献:
日本CodeIgniterユーザ会
CodeIgniter ユーザガイド 日本語版 Version 2.0.1
PHPフレームワークの「codeIgniter」がスゴすぎる

2011年6月29日